himitsukichi

最近ブラックコーヒーを自ら飲むようになりました

コロナ応援に行ったよ

 

「コロナ出すぎ~。仕事が回らない、ちょっとほんま助けて~。まじで。」

 

まん延防止重点措置ことマンボウが発出されたあたりに、保健所からSOSが発出された。

 

SOS当時の保健所の状況について「地獄だった。」と知り合い保健師は語る。

(土木職でいうところの、豪雨災害時に満身創痍になるアレ的な感じだろうか。)

 

とにかく、

SOSにより、市役所内ありとあらゆる職種から応援と称し保健所業務を手伝う人員部隊が編制され各保健所に派遣されることになった。

 

自分もその一人。

 

…と言うと、カッコ良く聞こえるが、応援部隊側も自身の職場を長期間離脱するわけにはいかないので平均3~5日程度を保健所応援業務に就き、元の職場に戻る。その代わり次の職員が応援に行く。こういうサイクルで回していた。なので、なんやかんやほぼみんな応援行ったんじゃないかな。知らんけど。

 

 

 

 

そうして初めて行った保健所、そこは土木とは無縁だった世界。

 

私土木職ゆえに、マシュマロとかマカロンみたいな可愛いさ・おしゃれさのハイブリッド保健師さん達のお出迎えの可能性がゼロでは無いと思いこちらも気合入れて行ったけどそんなことないよね、非常事態だもん。

 

 

てか保健所って何してるか知らなんだ。

 

実は、コロナ患者を診察したり、汚物は消毒だ~!!と世紀末のようにアルコールをぶっかけるような事はしてない。(と思う。応援中は見かけなかった。)

 

 

一言で言うと、

 

コロナ患者と医療機関等をつなぐ窓口のようなもの、と感じた。(個人的見解)

 

 

自分は主に以下のようなことを手伝ったよ。

 

・電話で患者さんの状況や濃厚接触者についてを聞き取り

・患者さんの個別調書を紙・データで作成

・容体が悪化する場合は、入院先を探す

・療養期間が解除となった患者さんへ連絡

 

 

内容自体は単純作業と感じることが多かった。

 

 

だがしかし、あまりに数が多い。

しかも休日でも新規感染者わんさかでるしね。当然だけど。

 

よって終わりは見えない。アスファルト舗装の長いトンネルのようだった。

 

保健所の通常業務もある中でそりゃ無理よ。回らん。

 

とまあ、そんな状況だったので、職種は違えど最前線で戦うもの同士として、応援職員としての使命を全うした5日間だったと思う。

 

 

 

最後に、

保健所業務(自分の職種においても)が、大変なことなる時ってそもそも仕組みが悪いことが多いよね、たぶん。(無駄なアナログ出力が多すぎたり、その他いろいろと。)

 

でも末端で働く自分らが変えれんので、それを上の人らにアピールしていきたいと思います。

 

 

お疲れっした。