【歯医者へ行こう】お口の中、大変なことなってますよ
それは、1ヶ月前のこと。
妻が歯科検診に行った、その日の晩飯にて、
先生、歯科衛生士さんそれぞれとても良かったし設備もキレイと並々ならぬ熱意を伝えてきた。
あなたも是非行ったほうが良い、とも。
影響されやすい妻は歯科衛生士さんから、
歯の大事さについて、しこたま聞かされアツくなっているのだ。
歯医者か、最後に行ったのはいつだろう。
久しぶりに行ってみようか。
俺は、影響されやすい。
早速、行くことにした。
ちなみに、俺は歯に自信があるのだ。
・全てマイ歯、銀歯はない。
・神経もコンプリート(抜いていない。)
・親知らずもきれいに4本生えている(自分調べ)。
・もちろん、痛い歯も無いし、黒い歯も無い(自分調べ)。
全ては、日ごろの丁寧な歯磨きと生まれ持った虫歯になりにくい体質の賜物なのだ。
よって、今まで歯医者へ行く用事も無かったが、久方ぶりに予約し足を運んだ。
清潔感のある院内。歯医者には清潔感がマストだ。
事前問診で「定期検診で来ました」の欄に☑チェックを入れ、しばらくすると俺の名前が呼ばれ奥に案内される。
まずは歯科衛生士さんによる検査が始まる。
・口内の写真撮影
・レントゲン
・歯周病検査
…などなど。
至極丁寧に検査は進められていく。
一通り検査が終わると、
「それじゃあ先生お呼びしますね〜。」
満を持して登場する先生による結果発表システムだ。
その開口一番、耳を疑う言葉。
「お口の中、大変な事になってますよ〜!」
へ?
頭の中が大変なことになる俺。
「虫歯、ありましたか?」
恐る恐る聞く。
「いーっぱいありますよ!6本!そのうち2本は神経取らないといけませんね。」
い゛っ…。
6虫歯?2神経???
(親知らずがMAX生えた場合の大人の歯の総数は32本である。)
嘘…だろ…。
心にポッカリ穴が空いたように感じるが
実際、穴が空いているのは心では無く歯なのだ。つらい。
でもさ~、痛くないよ、黒くないよ?
虫歯どこよ?どこに6本もあるんだよ。
あとさ、神経ってそんな簡単にとるとか言っていいん。
ちょっと乱暴じゃない?
今日初めましての人にイキナリ6本の虫歯を突きつけられた俺はまだそれを受け入れられない。
だが、検査結果が俺に事実を突きつける。
写真、レントゲン及びそれらに関する飽きるほどの丁寧な説明により、大虫歯があることがよく分かりました、はい。
じゃあ何故痛くない?俺が男だから?強いから?
先生曰く、虫歯で痛むともう末期。そうなると、歯を抜くしかない。らしい。
歯抜けは嫌だよな〜。
笑顔の奥にブラックホール、吸い込まれる混沌の世界
それは嫌だよな~…。
治療…するか~。
そんなこんなで6本虫歯が発覚した俺は太客として、
歯の治療施工計画を組まれるのであった。
改めまして、歯って大事だね。
何も問題無いと思っていても、意外と虫歯ってあるかも。
表面の色や痛みの有無で分からないことも多い。
(表面が白く見えても実は虫歯になっているのは、極小の虫歯菌は、歯の表面の硬いエナメル質を通過し、その奥の柔らかい象牙質にて虫歯として花を咲かせるから…みたいなこと言われた。)
自分の判断で大丈夫と思っていた。
問題起きてからでは遅い。
これはもちろん歯医者に限ったことではない。
根拠の無い自己判断はやめて、それなりの権威に金を払ってみてもらう。
今回の教訓である。
行こう、歯医者。
ずっと自分の歯で笑おう。
はぁ、神経2本か~~~。。。
それでは